ダイエットで玄米,胚芽米,発芽玄米の違いは?効果はどれが一番?
ダイエットで食品を調べていると玄米、胚芽米、発芽玄米というのを目にした事はありませんか?
どれも体に良さそうだけど違いが分からないという人も多いでしょう。
今回はそれらの違いと、効果はどれが一番あるのかについて書いていきますね。
玄米、胚芽米、発芽玄米の違いは?
では玄米、胚芽米、発芽玄米の違いは何なのでしょうか?
それぞれの特徴を見ていきましょう。
《玄米》
お米を精白する前の状態のもの。
収穫した状態から籾殻(もみがら)だけを取り除いているため、白米に比べカリウム・リン・食物繊維・ビタミンB1等の栄養素が豊富です。
《胚芽米》
籾殻はほとんど取り除かれていて杯胚芽はほとんど残してある状態のお米。
胚芽が多く残っているので白米とほとんど変わらない食感や風味です。
ビタミンB1等をより多く摂取できます。
《発芽玄米》
玄米を32℃前後のぬるま湯に1~2日つける事で、1mmほど発芽させたもの。
発芽によって酵素が活性化し、新芽が成長するための栄養分も増えるので玄米よりも栄養価が高いです。
このように食感や栄養素など、それぞれ違った特徴があるのです。
効果はどれが一番あるのか?
ダイエットで一番効果が期待できるのは発芽玄米です。
発芽玄米は発芽と同時に玄米の中で劇的な変化が起こっています。
結果、玄米の状態では吸収されにくかった栄養素が吸収されやすい状態に変化しています。
発芽する事によって硬さが減って柔らかくなる、食べやすくなる等のメリットもあります。
ところで、ダイエットといえば気になるのがカロリーではないでしょうか。
玄米、胚芽米、発芽玄米って実は白米とカロリーはあまり変わらないんです。
100g当たりのカロリーを見ていくと、
白米 168Kcal
玄米 165Kcal
胚芽米 167Kcal
発芽玄米 165Kcal
となっていて、そこまで大きな差がないのが分かります。
ちなみに発芽米というのも存在するのでそちらも調べてみましたが、ダイエットと関連する情報があまりありませんでした。
その事からも、やはり発芽玄米の方がダイエットにはいいようです。