じゃがいも、ズッキーニの栄養素とダイエットとの関係性
じゃがいもとズッキーニ、2つの栄養素とダイエットって関係性があるのでしょうか?
今回は、
・じゃがいもとズッキーニ、それぞれの栄養素とダイエットの関係は?
・じゃがいもとズッキーニを食べる際の注意点
この2点について書いていきますね。
栄養素とダイエットの関係性
《じゃがいも》
一見、ダイエットには悪影響がありそうなじゃがいもですが、実はダイエットにいい効果を与えてくれるんです。
じゃがいもに含まれる、タンパク質が消化される過程でできるペプチドが小腸に働きます。
その結果、満腹ホルモンが分泌されて脳が満腹と感じるんです。
またじゃがいもは水によって膨らみ粘度が高くなります。
そのためゆっくり胃から出ていきます。
結果、満腹感が持続しやすいんです。
更にじゃがいものカロリーはお米の半分以下なのに、満腹指数はお米の2.5倍も高いのです。
腹持ち指数もパンを100%とした場合、じゃがいもは300%を超えます。
じゃがいもはエネルギー源となるデンプンと野菜のビタミンCを併せ持つ、満腹感とカロリーに優れたダイエット向きの食材といえるでしょう。
《ズッキーニ》
ズッキーニは他の野菜と比較すると栄養豊富というわけではありません。
しかしカリウムがきゅうりといった同じ夏野菜よりも多く含まれています。
そして何より、1本のカロリーが21kcalと、低カロリーなんです。
しかも低糖質なので糖質制限ダイエットにぴったりです。
ズッキーニは種類が多く、色も形も異なる場合があります。
しかし味の違いも大差なく、栄養成分に関しても特に分けられていません。
栄養豊富ではないと言いましたが、ビタミンCやベータカロテン、ビタミンB群が含まれているので美容効果も期待できますよ。
食べる際の注意点
《じゃがいも》
じゃがいもダイエットのポイントは主食を調節する事です。
調味料を加えたり、揚げると栄養素が破壊されたり、カロリーが高まってしまいます。
薄味の茹でたじゃがいもがオススメです。
また、『じゃがいもだけを食べていれば痩せる』というわけではありません。
その点は注意してくださいね。
《ズッキーニ》
ズッキーニを一度にたくさん食べてしまうと、それが原因でアレルギーになるおそれがあります。
特定の食べ物を一度に大量に食べることにより、体がそれを異物と判断してしまう場合があるんです。
その結果、アレルギーになる可能性が・・・。
また、ズッキーニには『ククルビタシン』という苦味成分が含まれています。
含まれているのは微量なので通常は問題ありません。
しかし、まれに含有量の多いものがあり、それを食べたことによって食中毒になってしまうという可能性があります。
含有量が多くないものを食べたとしても、一度にたくさん食べればそれに伴ってククルビタシンの摂取量は多くなります。
たとえどんなに健康に良いものだったとしても食べる量はほどほどにするのが大切という事ですね。