断食ダイエットは逆効果で結果的に太るというのは本当か?
断食ダイエットは短期間で痩せられる方法として知られています。
そんな断食ダイエットで結果的に太るというのは本当でしょうか?
今回は『断食ダイエットで太るのか?』『正しい断食ダイエットの方法』の2つについて書いていきますね。
断食ダイエットは太る?
断食ダイエットはやり方を間違えると太ります。
正確には『痩せるけどリバウンドしてしまう』といった方が正しいかもしれませんね。
断食ダイエットという名前のイメージで食事を完全に断っていませんか?
実はまったく何も食べないと反対にリバウンドしてしまうんです。
身体が飢えていると認識してしまい『危険』だと判断されてしまいます。
栄養が不足してくると、身体は非常事態だと思って体内にある栄養素でエネルギーを作ります。
脂肪や筋肉を分解してエネルギーにしているというわけなんですね。
普通に生活しているだけでも少なからずエネルギーは消費されているので痩せていくんです。
一番注意しなければいけないのが、断食ダイエットの期間が終わってすぐの『復食期』です。
断食ダイエットの過程で、身体は少ないエネルギー消費で何とか生きようとします。
ダイエットしていると起こる停滞期はこれが関係しているのです。
そんな時に普通の食事をしてしまうと、身体は少ないカロリーで生きようとしているのでカロリー過多になってしまいます。
その結果、リバウンドという形で太ってしまうのです。
正しい断食ダイエットの方法は?
まず、断食ダイエットには『準備期』『断食期』『復食期』の3段階があります。
準備期は断食する期間よりも同じか、長い期間を設けます。
《準備期のポイント》
・純和食をベースに腹7~8分目を心がけるように食べる
・間食やアルコールを控える
・20時までには夕食を終えるようにする
断食期は最初は3日くらいまでにするようにします。
慣れてきたら徐々に増やしていった方が負担にならなくていいですよ。
《断食期のポイント》
・こまめに白湯を飲み暖かくして過ごす
(リンゴなど、カロリーの低いものを1品だけ食べて過ごす人もいるようです)
・気分の上がる予定を入れる
・適度な運動はおすすめ。ただし激しい運動は避ける
・絶対に無理をせず、異変を感じたら直ちに中止するようにする
断食期が終わったら最後は復食期です。
断食が終わると痩せたという事実と我慢から解放されるからか、いきなり普段の食事に戻してしまう人がいます。
ですが先ほども書きましたが、復食期は一番太りやすい時期なので注意してくださいね。
初日は重湯(お粥)+味噌汁、2日目はお粥+野菜や豆類、きのこ類などを加えたおかずといったように徐々に慣らしていきましょう。
《復食期のポイント》
・いきなり普通の食事に戻さない
・ゆっくり食べる
・徐々に量を戻していく
・焦らない、油断しない
これらを守ればリバウンドの可能性はぐんと減りますよ。