ご飯を冷やす事がダイエットに効果があるのか?
ダイエット中であってもご飯を食べたくなるものです。
ダイエット中は炭水化物を控えた方がいいですが、冷たいご飯を食べるとカロリーを抑える事ができるんです。
今回はご飯を冷やして食べるメリットと注意点について書いていきますね。
ご飯を冷やして食べるメリットは?
ご飯を冷やして食べるとどのようなメリットがあるのでしょうか?
併せてどのような効果があるのかも見ていきましょう。
①消化しにくくなる
基本的に炊きたてであっても冷たいご飯であっても栄養分は変わりません。
しかし炊いたご飯を一度冷蔵庫に入れることにより、含まれているでんぷんが『難消化性でんぷん』に変化します。
これは食物繊維に似た働きを持っていて、糖質や脂質の吸収を抑えるといわれています。
②カロリーの消費量がアップ
冷やご飯は硬いため、噛む回数が自然と増えてカロリー消費もアップします。
またたくさん噛むことでカロリー消費が促進されるので、内臓が活発に活動し体が温まります。
体が温まると脂肪燃焼を促進させるのでダイエットに効果が期待できるのです。
③満腹になりやすい
よく噛むので脳の満腹中枢を刺激します。
多く刺激すると早い時間で満足感を得られます。
また、難消化性でんぷんは文字の通り消化されにくいので腹持ちも良いです。
④血糖値があがりにくい
難消化性でんぷんには、腸からの糖質や脂肪の吸収を抑える効果があります。
ご飯は血糖値を緩やかに上げる機能を持っています。
この事から血液中の糖を体脂肪に変化させないで、血液をサラサラにしてコレステロールや脂肪の排出をサポートするといわれています。
冷やご飯を食べる際の注意点
ご飯は一度冷蔵庫で冷やしたものを食べるのですが、この時に電子レンジなどで温めないようにしてください。
せっかくの効果がなくなってしまいます。
また、冷たいままのご飯を食べ続けると胃を痛めてしまうおそれがあります。
なのでできるだけ常温の状態で食べるといいですよ。
何より、いくら効果があるからといっても食べ過ぎるのはもちろん厳禁です。