ダイエット中の停滞期が起こる原因・理由は何?
ダイエットをしていると必ずやってくるのが停滞期です。
この時期になると体重が減らなくなるので、モチベが下がりがちに・・・。
何故停滞期はやってくるのでしょうか?
今回はその原因・理由と抜け出す方法について書いていきますね。
ダイエット中に停滞期が起こる原因・理由は?
停滞期が起こる原因は人間の本能にあります。
私達人間の体には『ホメオスタシス機能』という危機管理システムが備わっています。
これは外部の環境が変わっても、人間が生きるために重要な体温や血糖値などを常に正常に保つための働きの事です。
食事からのエネルギーの吸収率や、消費エネルギーなどもこの機能により調整されているんです。
例えば非常時で食事がほとんど摂れない生活が続いたとします。
ある程度の体重減少が起きた時点でホメオスタシス機能が働くことで、食事からのエネルギー吸収率が高まり、基礎代謝量や消費エネルギーも低く抑えられ、それ以上体重減少するのを抑えます。
その結果、生命の維持ができるのです。
非常時ならありがたいこのホメオスタシス機能ですが、厄介な事にダイエット中にも起こってしまいます。
それが停滞期なのです。
停滞期を抜け出すには?
①極度の食事制限や激しい運動でのダイエットは避ける
バランスの良い食生活と適度な運動習慣を継続するようにしましょう。
1ヵ月に-0.5~1kgくらいを目安にすると、ホメオスタシス機能の働きを最小限に留められます。
②停滞期を見込んだ目標を設定する
例えばダイエット1ヵ月目は-1kg、2ヶ月目は維持、3ヶ月目で-2kg・・・
といった風に、ホメオスタシス機能の働きや停滞期をしっかり理解したうえで計画を立てましょう。
計画を立てることで停滞期の不安やストレスを解消でき、ダイエットが成功しやすくなります。
他には、小まめに体の状態や生活習慣を記録して振り返るのもモチベーションアップに繋がるのでオススメです。