大豆ダイエットの食べ物の「納豆」「豆乳」「枝豆」「豆腐」の効果は?
ダイエットの1つに大豆ダイエットというものがあります。
大豆が原料のものでダイエットしようというものなのですが、一口に大豆といっても様々な製品がありますよね。
そこで疑問なのですが、それぞれに違いはあるのでしょうか?
今回は大豆製品のうち、納豆・豆乳・枝豆・豆腐の違いと効果について書いていきますね。
それぞれ何が違うの?
まずはそれぞれの違いについて書いていきますね。
大豆製品は大きく3つに分類できます。
①大豆丸ごと系・・・煮豆、納豆、枝豆
②豆乳系・・・豆乳、豆腐、湯葉、厚揚げ
③おから
ではそれぞれの特徴を見てみましょう。
大豆丸ごと系はその名の通り、大豆の形がそのままあるタイプです。
豆乳系は、大豆を水に浸してすり潰して煮込み濾した汁で、その時に出る残りの部分がおからになります。
そして豆乳をベースににがりといった様々な加工をしたものが、豆腐や湯葉、厚揚げです。
このように加工方法の違いにより、栄養面でも違いが出てくるのです。
それぞれの効果は?
大豆が豆乳とおからに分離される際、タンパク質や脂質などは豆乳に含まれ、食物繊維はおからに残ります。
タンパク質や脂質の多い豆乳は栄養価が高く、おからはタンパク質や脂質が少ない代わりに食物繊維が多いので、便秘解消の効果が期待できます。
つまり豆乳をベースに作られた豆腐も前者と同じという事です。
という事は枝豆のような大豆丸ごとの製品が、栄養価も高くて食物繊維も豊富という事になりますよね?
それは間違っていません。
しかし、実は大豆のタンパク質はそのままでは吸収しにくいという性質があるんです。
豆乳は食物繊維は少ないものの、吸収しやすくなったタンパク質が豊富です。
タンパク質を重視している人は豆乳や豆腐を、食物繊維を重視している人はおからがいいでしょう。
ところで、大豆丸ごとにも関わらず、豊富なタンパク質などを吸収しやすい製品があります。
それは納豆です。
納豆は大豆を納豆菌で発酵させたものなので、大豆の栄養が丸ごと含まれています。
吸収しやすい形になっているので、大豆の時よりも約15%くらい吸収率が上がっているといわれています。
他にもビタミン類を大幅に増やしたり、酵素を作り出したりと、納豆はダイエットにおいてオススメの大豆背製品といえるでしょう。