禁煙したり薬を服用したら太った!原因・理由は何?
禁煙や薬を服用したら太ってしまったという経験はありませんか?
「せっかく健康のために禁煙しようとしたのに・・・」
「薬を服用すると太るなんてつらい・・・」
今回は禁煙したり薬を服用したら太ってしまう原因・理由について書いていきますね。
禁煙すると太ってしまう原因は?
禁煙をすると太ってしまう原因はニコチンにあります。
喫煙によりニコチンが体内に摂取されることで、神経伝達物質であるドーパミンやノルアドレナリンといったホルモンの分泌が促進されます。
これらのホルモンは食欲を抑える働きがあるので、喫煙している間は食欲が抑えられているのです。
禁煙すると食欲が増して食事量が増えます。
その結果太ってしまうのです。
また、喫煙すると味覚が鈍麻したり、味覚と嗅覚に異常が現れる事が報告されています。
禁煙すると味覚が正常に戻り、食べ物が美味しく感じられます。
これも太ってしまう原因です。
薬を服用したら太ってしまう原因は?
すべての薬がそうではありませんが、抗うつ剤は太りやすい傾向があるようです。
抗うつ剤は、
・抗ヒスタミン作用
・抗5HT2c作用
・セロトニン作用
・ノルアドレナリン作用
これらによって太りやすさが決まります。
目的通りに作用してくれるわけではなく、
抗ヒスタミン作用・抗5HT2c作用→食欲増加作用
セロトニン作用→代謝抑制作用
ノルアドレナリン作用→代謝亢進作用
このように他に様々な影響を与えます。
そして薬の服用だけが原因ではなく、食欲は心の影響を大きく受けています。
うつ病の方の多くは食欲がなくなって体重が減っています。
ところが薬を服用して回復していくと食欲から戻ってくる事があるんです。
意欲がわかなくて活動ができないところに食欲だけが戻ってきてるので、太ってしまう事があります。
とはいえ、太りたくないからと薬の服用を独断でやめたりせず、医師に相談してみてくださいね。