玄米と赤飯はどっちがダイエット効果がある?
玄米ってダイエットに良さそうなイメージがありますよね。
一方、赤飯も小豆を使ったりしているので健康に良いイメージがあります。
玄米と赤飯、どっちがダイエット効果があるのでしょうか?
今回は玄米と赤飯(小豆)の効果についてを中心に書いていきますね。
玄米の効果とは?
玄米=ヘルシーというイメージを持っていませんか?
実は玄米と白米のカロリーってほぼ変わらないんです。
同じ160gで白米が269kcalなのに対し、玄米は265kcalです。
玄米の方がややカロリーが少ないものの、カロリー面だけで見るとダイエット効果はあまり期待できないでしょう。
しかし、カロリー以外の部分で玄米にはダイエット効果が期待できるんです。
ではその点について見ていきましょう。
《ビタミンB群が豊富》
玄米にはビタミンB1とB2が豊富に含まれているのですが、これらの成分がダイエットしている人にとって嬉しい作用があるんです。
ビタミンB1:糖質の分解を促進する
ビタミンB2:脂肪の代謝を促す働きがあり、脂肪の燃焼には欠かせない
普段の食生活の摂取量では不足しがちなので、玄米で補うのはアリです。
《食物繊維が豊富》
玄米には食物繊維がとても豊富です。
その量はなんと白米の5倍近くあるんです。
食物繊維は体内に入ると水分を含んで膨張するので、満腹感を得やすく腹持ちが良いです。
また、玄米はよく噛む必要があるので満足感を得やすいというメリットもあります。
赤飯(小豆)の効果とは?
小豆は100gで339gと意外とカロリーがあります。
しかし玄米と同様にダイエット中には特に嬉しい成分が含まれているんです。
では見ていきましょう。
《サポニン》
サポニンには脂質の代謝を促してくれる作用があります。
なので肥満の予防効果が期待できるんです。
他にもコレステロール値の減少効果なども期待できます。
《カリウム》
カリウムは体内の余計な水分とナトリウムを体外に排出させる作用があります。
それがむくみの解消に繋がります。
《小豆ポリフェノール》
小豆に含まれているポリフェノールは、
・カテキン
・ルチン
・プロアントシアニン
・アントシアニン
などです。
カテキンは特に強い抗酸化作用を持っていますし、アントシアニンは血行促進作用や冷え性の改善効果が期待できます。
また玄米と同じく、ビタミンB1や食物繊維も豊富です。
比較してみると、小豆の方がダイエットに嬉しい成分はたくさん含まれている印象です。
しかし小豆の方がカロリーは高いですし、赤飯にするともっとカロリーは増えてしまいます。
カロリーを重視するのであれば玄米を、成分を重視するのであれば赤飯がいいでしょう。