ダイエット中の冬に食欲を抑える方法は?
ダイエットをしていて、冬になったら食欲が増すといった経験はありませんか?
冬にはおいしい食べ物があるから・・・?
他にも理由があるんです。
今回は冬に食物が増す理由と食欲を抑える方法について書いていきますね。
冬に食欲が増す理由とは?
実は冬に食欲が増す理由はちゃんとあるんです。
それは『セロトニン』という脳内神経伝達物質です。
別名ハッピーホルモンとも呼ばれるセロトニンは、感情や精神を安定させるという役割を担っています。
そのため、セロトニンが多く分泌されると幸福度が高まって、食事でも満足感を得やすくなります。
逆にセロトニンが不足すると、イライラして食欲をコントロールできなくなります。
暴走して過食気味になってしまうのです。
また、気分が落ち込みやすくなるので体を動かすのが億劫になります。
つまり運動はしないのに食べてばかりという悪循環に陥ってしまうおそれがあるのです。
このセロトニンですが、光の刺激を受けてほとんどが腸内で生成されます。
冬は日光に当たる機会が減ってしまうので、セロトニンが生成されにくいです。
このような理由からセロトニンが不足してしまうため、冬は食欲が増してしまうのです。
冬の食欲を抑える方法は?
セロトニンの不足により食欲が増進しているのが原因なら、生活の中でセロトニンを増やすように心がけましょう。
冬でも取り入れやすい方法をまとめてみました。
①朝起きた後、太陽の光を浴びる
セロトニンは夕方以降から減少し始めて、就寝中は分泌されません。
そこで朝起きてすぐにカーテンを開けて太陽の光を浴びるようにしましょう。
光によって網膜が刺激されると脳が覚醒し、体内時計がリセットされます。
それによりセロトニンの分泌が促進されます。
②よく噛んで食べる
食事の時にしっかりと噛むとセロトニンが活性化します。
また、ガムを噛んでも分泌が高まります。
イライラした時や何となくやる気が出ない時は、よくアゴを動かしてリズミカルに噛むようにしましょう。
③深く呼吸をする
呼吸は吸うと交感神経が、吐くと副交感神経が刺激されます。
セロトニンの分泌はこのリズムによって促進されます。
④セロトニンを増やす食物を食べる
セロトニンを作るには炭水化物やビタミンB6などの栄養が必要です。
中でも必須アミノ酸の一種である『トリプトファン』は体内で生成できないので積極的に摂っていくようにしましょう。
・ヨーグルトなどの乳製品
・豆腐や納豆などの豆類
・赤身魚や肉類などのタンパク質
などに含まれています。
これらの事を意識して日常生活の中に取り入れると、冬でも食欲を抑えられて太りにくい体質を作れますよ。