ダイエット中に甘いものを食べるなら食前と食後どっち?
ダイエット中、甘いものを食べたくなる時がありますよね。
普段は我慢しててもたまには食べたいものです。
では甘いものを食べるのであれば食前と食後どっちがいいのでしょうか?
今回は上記の疑問と併せて食べる際のポイントについても書いていきますね。
ダイエット中に甘いものを食べるなら食前?食後?
結論からいうと、ダイエット中に甘いものを食べる場合、食後の方がいいでしょう。
これは胃腸での消化吸収の基本的な仕組みを考慮した結果です。
食前は空腹状態ですが、これは消化吸収能力が高まっている状態です。
糖質などの栄養素を腸壁からより吸収しやすい状態になっています。
この状態で甘いものを食べると血糖値も急激に上昇し、最終的には中性脂肪に変換されてしまいます。
では食後はどうでしょうか?
ダイエット中であれば野菜を摂っている場合が多いと思います。
野菜には食物繊維がたっぷりと含まれています。
食物繊維は食べ物に含まれている余分な糖分や脂肪分などを絡め取り、便と一緒に体外に排泄してくれる作用が期待できます。
体外に排泄されるので、当然体内には吸収されません。
それにより血糖値の上昇が緩やかになるので、中性脂肪が作られにくくなります。
結果として太りにくくなるということですね。
この点から、食後に甘いものを食べた方がいいでしょう。
甘いものを食べる際のポイント
甘いものを食後に食べる際、何でも好きなものを好きなように食べていいわけではありません。
では食べる際のポイントを見ていきましょう。
①通常の食事から食べ方に注意する
甘いものを食べる前、つまり普通の食事の時から食べ方に注意しておきましょう。
食事の最初に野菜やキノコを食べるようにします。
そうすることで後から食べる糖の吸収スピードが穏やかになり、血糖値の急上昇を抑えられます。
これは食物繊維の作用なので、積極的に食物繊維が多いものを食べるようにしましょう。
②太りにくいデザートを選ぶ
洋菓子よりも和菓子の方が低カロリーのものが多いです。
また、生クリームは脂肪分が多いですが、あんこの材料である小豆は食物繊維やビタミンを多く含んでいます。
これらの点から、洋菓子よりも和菓子がオススメです。
でも一番オススメなのはフルーツです。
フルーツはカロリーがとても低く、ビタミンといった栄養素も豊富です。
③温かい飲み物と一緒に食べる
温かい飲み物は、冷たい飲み物よりも胃に満足感を与えてくれます。
甘いものを食べる時に一緒に飲むことで、少しの甘いもので満足しやすくなります。
いずれも実践しやすいと思うので、甘いものが食べたくなったら試してみてくださいね。