生理中にダイエットで食事制限を継続するのは危険か?
ダイエット中であっても生理はやってきます。
そんな生理中も普段と同じようにダイエットをしてもいいのでしょうか?
例えば食事制限を継続するのは危険なのでしょうか?
今回は上記の内容について書いていきますね。
生理中の食事制限の継続について
結論からいうと、
・単品ダイエット
・置き換えダイエット
など、体に負担がかかるような食事制限なら生理中は良くありません。
厄介な存在だと感じている脂肪でも、体の中で様々な役割を担っています。
『女性は男性に比べてお腹周りや下半身に脂肪がつきやすい』といわれていますが、これは子宮や卵巣といった大事な臓器を衝撃から守るためです。
そのため女性の体は、体脂肪率22%を切ると血液中のレプチンというホルモンが低下します。
それにより生理周期に影響を及ぼすようになります。
ダイエットをすると生理不順になったり生理が遅れる・止まるといわれるのはこのためです。
また生理が順調に来ているように見えても、実は無排卵だったりして将来的には妊娠しにくい状態になるおそれもあります。
このような理由から、生理中は無理な食事制限はしない方がいいでしょう。
生理中の食事について
生理中は食事の量を減らし過ぎたり食べ過ぎないようにし、腹八分目を意識してください。
また生理によって奪われやすいので鉄分を摂取するようにしましょう。
鉄分は生理だけでなくダイエット中も不足しやすくなる栄養素です。
なので普段から摂取を心がけましょう。
鉄分が多く含まれる食品は、
・レバー
・しじみ
・納豆
・卵の卵黄
などです。
しかし摂取した鉄分のうち、吸収されるのはわずか15%程度という報告があります。
そこで鉄分の吸収を高めるビタミンCや、赤血球を生成する際に必要になる葉酸も摂取しましょう。
ビタミンCは、
・レモン
・キウイ
・ゴーヤ
・ピーマン
葉酸は、
・納豆
・枝豆
・アスパラガス
・レバー
などです。
レバーや納豆は鉄分も葉酸も多く含んでいるので、鉄分を摂りたいのであればオススメの食品ですよ。