「キャベツ」「栗」「もやし」「めかぶ」の栄養素のダイエット効果は?
キャベツ、栗、もやし、めかぶ・・・どれも体に良さそうな食材ですよね。
これらの食材にはどのような栄養素が含まれているのでしょうか?
そして、その栄養素にはダイエット効果があるのでしょうか?
今回は上記の内容について書いていきますね。
キャベツの栄養素のダイエット効果とは?
キャベツには便秘解消効果が期待できる食物繊維をはじめ、ダイエットに有効な成分がたくさん含まれています。
ビタミンCやビタミンKはダイエットにおいて嬉しい成分ですし、ガンの予防にも効果的です。
たくさん含まれている成分の中でも注目はカルシウムです。
通常、野菜に含まれるカルシウムは吸収されにくいです。
しかしキャベツは例外で、体内に吸収されます。
そのためダイエットにも有効に働いてくれます。
また生のキャベツはきちんと噛まないと飲み込めないので、自然と噛む回数が増えます。
噛む回数が増えると満腹中枢が刺激されるので食べ過ぎを防いでくれます。
栗の栄養素のダイエット効果とは?
食物繊維が豊富に含まれているので、満足感を得やすいです。
食物繊維には便秘解消効果だけでなく、血糖値の急激な上昇を抑える効果もあります。
また、コレステロールの排泄にも必要です。
他にも、
・体内に蓄積された中性脂肪を溶かしだす不飽和脂肪酸
・筋肉の素で、エネルギー燃焼の土台を作るタンパク質
・糖とアミノ酸の代謝に効果のあるビタミン
・筋肉の収縮をスムーズにする効果のあるミネラル
なども含まれています。
ただし栗はカロリーが大きさの割には高いので、食べ過ぎると太ってしまう可能性があります。
たくさん食べ過ぎてしまわないように注意しましょう。
もやしの栄養素のダイエット効果とは?
もやしの最大の特徴はそのカロリーの低さです。
スーパーでよく見かけるもやし1袋(約243kcal)の同じ量で他の野菜と比較すると、
もやし:34kcal
キャベツ:56kcal
玉ねぎ:90kcal
グリーンピース:226kcal
このようになります。
カロリーが低い故に栄養がないというイメージを持たれがちですが、そんなことはありません。
もやしには代謝をアップさせる働きのある葉酸も含まれています。
代謝がアップすることで、痩せやすい体を作ることができます。
他にも便秘解消効果が期待できる食物繊維や、美肌効果が期待できるビタミンCなども含まれています。
めかぶの栄養素のダイエット効果とは?
めかぶにはEPA(エイコサペンタエン酸)という必須脂肪酸の一つが含まれています。
このEPAは人間の体内では作れないため、食品から摂る必要があるんです。
EPAには血液をサラサラにして代謝をアップする効果が期待できます。
また、
・体内で新陳代謝の調節・促進を行う甲状腺ホルモンの主要な成分であるヨウ素
・食物繊維の一種で、むくみや高血圧を改善したりコレステロールを排出する作用を持つアルギン酸
なども含まれています。
このように、それぞれにダイエットにとって嬉しい効果のある成分が含まれています。
ただし何であっても食べ過ぎは良くありませんので、適量を食べていくようにしてくださいね。