ダイエットにお茶(緑茶)はどれくらい効果がある?
ダイエット中は食べるものに気をつけていると思います。
でも飲み物にも気をつけないとダイエットにならない場合も多いです。
健康的な飲み物のイメージといえば緑茶などのお茶ですよね。
今回はダイエットにお茶(緑茶)がどれくらい効果があるのかについて書いていきますね。
お茶(緑茶)のダイエット効果とは?
緑茶に含まれるもので有名なものといえばカテキンです。
実はカテキンにはダイエットに嬉しい効果があるというのが分かっています。
ではどのような効果があるのかもう少し具体的に見ていきましょう。
《脂肪燃焼しやすい体質になる》
『緑茶を一定量飲むと脂肪燃焼を促す褐色脂肪細胞が活性化した』という研究結果が出ています。
これはどういう事かというと、継続的に飲むと運動した時の脂肪燃焼エネルギーを増やしてくれるのです。
《体脂肪を減らす》
『高濃度のカテキンを長時間摂取すると、体重の減少や体脂肪率の低下に作用する効果が見られる』
こういった報告がされています。
《コレステロールの低下》
コレステロールの中で、LDLコレステロールというものがあります。
これは悪玉コレステロールです。
カテキンにはそんなLDLコレステロールの酸化を防ぐ抗酸化作用がある事が分かっています。
コレステロール数値が高めの人がカテキンを2ヶ月摂取した結果、正常値まで低下したという報告もあります。
こういった点から、緑茶にはダイエット効果が期待できるといえます。
ダイエット効果が得られる緑茶の飲み方
緑茶を飲んでダイエット効果を得るにはどうすればいいのでしょうか?
ダイエット効果を得るためのポイントを見ていきましょう。
《緑茶を飲むタイミング》
オススメは食前または食事中です。
緑茶は食事のタイミングで飲むと、それにより血糖値の上昇を緩やかにする効果が期待できるからです。
また、運動前に飲むと脂肪の燃焼効果がアップします。
《緑茶の摂取量》
ダイエット効果を期待するのであれば、1日500mg以上のカテキンの摂取が理想とされています。
急須で淹れた場合、含まれているカテキンはコップ1杯(200ml)で約230mgです。
なのでコップ3杯以上飲めば摂取量は足ります。
ただしこれは急須で入れた場合です。
市販の緑茶パックなどの場合は、もう少し多めの4~5杯くらい飲む必要があります。
《淹れる際にカテキンをたっぷり出す方法》
- 大さじ2杯(濃い目の場合なので好みで調整する)の茶葉を急須に入れる
- 70~80℃のお湯を200ml注ぐ
- お湯を注いだら1分くらい待つ
沸騰した直後の温度ではなく、80℃くらいで淹れるようにしましょう。
その温度がカテキンがよく溶け出す温度です。
この方法で淹れると、1杯で300~400mgのカテキンを摂れます。
急須で淹れる際はぜひ参考にしてみてくださいね。