玄米ダイエットのデメリットや注意点は何?
玄米って健康的なイメージがありませんか?
そのため玄米を食べる『玄米ダイエット』というのもあります。
そんな玄米ダイエットのデメリットとは何なのでしょうか?
今回は注意点も併せて書いていきますね。
玄米ダイエットのデメリット
白米よりも栄養豊富で健康的なイメージのある玄米を食べる玄米ダイエットですが、デメリットも存在します。
では玄米ダイエットのデメリットを見ていきましょう。
《消化されにくい》
玄米はそのまま炊飯器で炊くと硬いです。
そのためよく噛んでから飲み込む必要があります。
だからこそダイエットに適しているのですが、噛む回数が少ないと胃腸で消化されにくくなります。
すると人によっては下痢を引き起こしたり便秘になったりする場合があります。
圧力鍋で炊いたり玄米の配分を変えたりといった工夫が必要になります。
《農薬や放射性物質が残留しやすい》
玄米はもみ殻を取り除いただけの状態なので栄養が豊富で、ダイエット食として適しています。
ところが玄米のぬか部分には農薬や放射性物質の一部が残留しやすいです。
つまりそれらも体に取り込む事になるんです。
玄米にはデトックス効果があるので、化学物質や有害な物質は排出してくれます。
とはいえ、気になる場合は無農薬の玄米や、栽培方法にこだわった玄米を取り寄せるといいでしょう。
玄米ダイエットの注意点
玄米ダイエットの注意点ともいえますが、注意しておいた方がいい点があります。
それは『栄養不足』です。
先ほど『玄米には栄養が豊富』と書いたのに?と疑問に思うかもしれません。
確かに玄米は栄養が豊富なのですが、その一方でミネラルを排出してしまうんです。
これは玄米の胚芽や表皮に含まれているフィチン酸が関係しています。
この成分にはデトックス効果がある反面、ミネラルを排出する作用があるんです。
そのため貧血の方や高齢者、治療中の方、成長期の方は玄米ダイエットを控えてください。
また、そうでなくても玄米ダイエットをしている時は野菜や海藻をたくさん摂って、不足しやすいカルシウムやミネラルを補うようにしましょう。