ダイエット停滞期にカロリー制限するのは無意味なのか?
ダイエット停滞期はダイエットをしてる限り必ず訪れるものです。
ダイエット停滞期になると痩せなくなってしまいます。
そんなダイエット停滞期にカロリー制限するのは無意味なのでしょうか?
今回は上記の内容について書いていきますね。
ダイエット停滞期にカロリー制限するのは無意味?
ダイエット停滞期はホメオスタシス機能やホルモンバランスの異常によって起こります。
ダイエット中は食事制限をする事が多く、その場合はカロリーの摂取量が低い状態が続きます。
そうすると、
- 甲状腺が作るT3(エネルギーの消費に関わるホルモン)の分泌が減る
- カロリー制限のストレスによってコルチゾールが増える
といった現象が起きるんです。
つまり体に対して『脂肪を燃やすな(T3の減少)』と『脂肪を溜めろ(コルチゾールの増加)』という2つの命令が同時に出ているんです。
こんな状態では痩せるはずもありません。
ダイエット停滞期を突破するには
ではダイエット停滞期を突破する方法をもう少し具体的に見ていきましょう。
《ダイエット停滞期に必要なカロリー》
いきなりカロリーを減らし過ぎると、先ほども書いたようにホルモンバランスが乱れてしまいます。
そこでまずは維持カロリーの-15%から始めてみましょう。
そのまま停滞期に入らなければ更に5~10%分のカロリーを少しずつ減らしていくのが基本になります。
《必ず筋トレを行う》
カロリーを減らすと必ず筋肉量も減っていきます。
これをカバーするために筋トレを行いましょう。
週に2回の筋トレが必須ですが、これ以上やり過ぎると逆効果になるおそれもあるので注意しましょう。
《カロリー消費目的での有酸素運動はしない》
カロリー制限だけで十分に痩せるのに、有酸素運動まで行ってしまうとホルモンバランスが崩れやすくなってしまいます。
きちんとカロリー制限ができているなら、カロリー消費目的で運動はしない方がいいです。
他にも、
- 1食ごとに30g以上のタンパク質を摂る
- 体重1kg当たり1.6~1.7gのタンパク質を摂る
- とにかく野菜を摂取する
- 週1~2のペースで過食の日を作る
なども心がけましょう。