ダイエット中のおやつに「にんじん」を食べるのはアリ?ナシ?
ダイエット中におやつとして何かを食べる場合、できるだけ体に良いものを食べたいですよね。
例えば野菜、特に緑黄色野菜は栄養も豊富で、ダイエット中にもってこいというイメージがありませんか?
緑黄色野菜の中でも「にんじん」をおやつとして食べるのはアリなのでしょうか?
それともナシなのでしょうか?
今回は上記の内容について書いていきますね。
おやつとしてダイエット中に「にんじん」はアリ?ナシ?
βカロテンやペクチンなど、健康や美容に嬉しい栄養素を豊富に含んでいます。
一見ダイエットにも良さそうなにんじんですが、実はダイエット中はオススメしづらい野菜なんです。
その理由を簡単にですが見ていきましょう。
《糖質が突出して高い》
にんじんは根菜類です。
根菜類はイモ類に続いて糖質の高い野菜なんです。
特に糖質制限ダイエットをしている人は注意してください。
にんじんだけではなくカボチャやレンコンもダイエット中は控えた方がいいでしょう。
《GI値が高い》
ダイエットにおいては急激に血糖値を上昇させないようにコントロールする事がとても重要です。
血糖値が上昇すると脂肪が蓄積されやすくなってしまい、太りやすくなってしまうためです。
にんじんはGI値(血糖値の上昇する値)が高いんです。
ジャガイモなども食べる際は注意が必要です。
このような理由から、おやつであってもにんじんを食べるのは控えた方がいいでしょう。
ダイエット中でもにんじんを食べたい場合は・・・
とはいえ、栄養価は高いので食べたいという人もいるでしょう。
そこで太りにくくするための工夫を紹介します。
《生で食べる》
ダイエット中はできる限り生でにんじんを食べるようにしましょう。
にんじんは加熱すると熱によって大事な栄養成分が破壊されてしまいます。
生で食べることで栄養も最大限に吸収できるようになります。
《空腹時に食べないようにする》
血糖値の上昇を抑えるためには、なるべく空腹時ににんじんを食べないようにしてください。
空腹時は血糖値が一気に上昇しやすくなるので、まずはGI値の低い
- きゅうりやトマトなどのサラダ類
- 豆類
などで落ち着かせましょう。
その後にんじんを食べることで血糖値の上昇が緩やかになるので太りにくくなります。
《皮もなるべく食べる》
にんじんの皮にはβカロテンや食物繊維が豊富に含まれています。
なのでなるべく皮は剥かないで食べるようにしましょう。
どうしても剥きたい場合はなるべく薄く剥くようにしてください。
工夫次第ではダイエット中でもおやつとしてにんじんを食べられます。
ただし先ほどのデメリットもあるので、頻繁に食べ過ぎないようにしてくださいね。