ダイエット後のお腹の皮のたるみ、あまりの対策は?
お腹のダイエットに成功したものの、新たな悩みに直面する事があります。
それはお腹の皮のたるみやあまりです。
ダイエット後にお腹の皮がたるんだりあまったりした場合の対策はないのでしょうか?
今回は上記の内容について書いていきますね。
ダイエット後にお腹の皮がたるんだりあまったりする原因
対策の前に何故お腹の皮がたるんだりあまったりするのか、その原因を見ていきましょう。
《急激な体重減少》
皮膚には伸縮性があるので、体重が増えて脂肪がついていくにつれて皮膚はどんどん伸びていきます。
急激にダイエットをすると脂肪が減りますが、皮膚が縮む速度はそれよりも遅いです。
皮膚は『脂肪という支え』を失ってしまうので、皮膚の表面の下に隙間ができてしまいます。
それにより皮膚にハリがなくなったり垂れ下がったりします。
《皮下脂肪の溜め込み》
ダイエットする前に皮下脂肪が多かった場合、皮膚が伸びきっています。
つまり皮下脂肪を溜め込んでいた人ほど皮膚がたるみやすいのです。
《筋肉量が低下した》
ダイエットでよく行うのが脂肪燃焼効率の高い有酸素運動です。
ただ、この際にエネルギーとして使われるのは脂肪だけではなく、時には筋肉を分解してエネルギーとして使います。
この影響でダイエット中は筋肉量も落ちやすく、その影響で皮膚や皮下脂肪を支えきれなくなります。
これが皮のたるみとなって現れるんです。
《新陳代謝の低下》
一度伸びきった皮膚が再生するには時間がかかります。
肌の新陳代謝がそれを高めてくれるのですが、そのためには代謝性を高める健康的なダイエットをする必要があります。
過度の食事制限などで無理なダイエットをすると代謝性が低下します。
すると皮膚の再生能力が低くなるのでたるみやすくなります。
《肌の弾力性の低下》
表皮の下には肌の弾力性に不可欠な存在である真皮がありますが、それを支えているのがコラーゲンです。
ところが肥満になると脂質と活性酸素が結びついて『過酸化脂質』を生成し、コラーゲンを破壊してしまいます。
元に戻すには時間がかかるため、皮のたるみの原因になります。
このように様々な原因により、ダイエット後にお腹の皮がたるんだりあまったりするのです。
ダイエット後のお腹の皮のたるみ、あまりの対策
ダイエット後に皮のたるみ、あまりができたからといって落ち込む必要はありません。
皮膚の再生能力を高め、筋力アップで皮膚をしっかり支えることで改善していきます。
そのための方法を見ていきましょう。
《ストレッチをする》
ストレッチはたるんだ皮膚に刺激を与えて細胞を活性化させる事ができるので効果的な方法です。
習慣化できれば代謝性も向上するのですが、ストレッチは手軽にできるので習慣化させやすいです。
オススメはお風呂上がりの体が温まった状態でのストレッチです。
血液やリンパの流れが良くなっているので代謝性も良く、ストレッチ効果がアップします。
『たるんだ部分をしっかりと伸ばして一気に脱力させる』動きを繰り返しましょう。
《保湿を欠かさないようにする》
保湿は皮膚の弾力性を保ちながら引き締めるためには重要です。
ローションでもクリームでも大丈夫なのですが、配合成分に注目してください。
オススメの成分は、
- ルチノール
- ビタミンC誘導体
- アルファヒドロキシ酸
- ベータヒドロキシ酸
です。
これらには表皮の新陳代謝や真皮のコラーゲン生成の促進効果があります。
《マッサージをする》
マッサージも皮膚の再生を促す方法として有効です。
ストレッチと同様にお風呂上がりに行うのがオススメです。
たるんだ部分を揉みほぐしてさすり上げると血液やリンパの流れが向上してきます。
すると老廃物や不要な水分が排泄されるのでむくみが解消されます。
それだけでなく肌の細胞にきっちり栄養を行き渡らせる事ができます。
結果、皮膚の新陳代謝が促進されて真皮のコラーゲン組織も活性化されます。
それによって皮膚のたるみが改善されていきます。
注意点としてはマッサージは肌を傷つけないように優しく丁寧に行うようにしましょう。
他にも筋トレや新陳代謝を高める食事なども効果的です。
ダイエット後にお腹の皮がたるんだりあまったりして悩んでいるならぜひ実践してみてくださいね。