ダイエット中に昼ごはんをお菓子だけにすると効果があるのか?
可能ならダイエット中でもお菓子を食べたい・・・。
そう思った事のある人もいるのではないでしょうか。
でもごはんとお菓子の両方を食べると太りそうですよね。
そこでお昼ごはんをお菓子だけにするとダイエット効果はあるのでしょうか?
今回は上記の内容について書いていきますね。
ダイエット中にお昼ご飯をお菓子だけにするのはアリ?
「食事の代わりにお菓子を食べれば一石二鳥なのでは」
お菓子を食べたい人はそう思った事があるのではないでしょうか。
一見理に適っているように見えますが、このような食べ方はオススメできません。
その理由は以下の通りです。
《太る原因となる》
通常の食事なら様々な栄養素を摂る事ができます。
しかし特に洋菓子の場合、糖質と脂質が主成分です。
砂糖やバター、体に悪い油の代表であるトランス脂肪酸を含むマーガリンやショートニング・・・これtらがたっぷりと使われています。
反対にダイエットに欠かせないビタミンやミネラル、食物繊維といった栄養素はほぼ期待できません。
更に食事を摂るのは空腹時、つまり血糖値が下がっている状態です。
この状態で糖質を大量に摂ると血糖値が一気に上昇してしまいます。
すると血糖値をコントロールするためにインスリンが過剰分泌されます。
そしてエネルギーとして使われなかった糖は脂肪として蓄えられてしまうのです。
《体調不良の元》
食事は栄養を摂取できますが、お菓子は逆に体の栄養を浪費してしまいます。
お菓子は多くが高カロリーなのでエネルギーは得られます。
しかしたっぷりの糖質や脂質を体内で処理するには大量のビタミンやミネラルが消費されます。
糖質をエネルギーに変えるにはビタミンB1が使われます。
ビタミンB1が不足すると糖質の代謝がスムーズに行われず、疲労感や倦怠感を感じてしまいます。
それだけでなく、脳へのエネルギー供給が滞るのでイライラや集中力の低下などにも繋がります。
更に代謝しきれなかった糖質は体脂肪になってしまいます。
脂質の代謝にはビタミンB2が使われます。
ビタミンB2が不足すると脂質の代謝が上手くいかなくなります。
エネルギーとして利用されにくくなって体脂肪になってしまいます。
他にも体内で『糖化』という現象が起こり、老化の原因となるおそれもあります。
これらの事から、お昼ごはんをお菓子だけにするのはオススメできません。
お菓子を食べたいのなら・・・
ダイエット中であってもどうしてもお菓子を食べたい時がありますよね。
我慢するとストレスになりますが、ストレスはダイエットの大敵です。
ストレス解消のためにも、たまにはお菓子を食べた方がいいでしょう。
しかし食べたいように食べてはダイエットに悪影響が出る可能性があります。
そこでダイエットに影響が出にくいお菓子の食べ方を紹介します。
お菓子を食べたい時は食物繊維が豊富な食事の後がベストです。
- 玄米
- 野菜
- きのこ
- 海藻
などに含まれています。
食物繊維を摂った後なら血糖値の急上昇・急降下の問題が解消されます。
それに既に満腹感を得た後なので食べ過ぎる事もあまりありません。
また、脂質の多い洋菓子ではなく和菓子の方がいいでしょう。
和菓子でも白砂糖ではなく黒砂糖やはちみつの方がオススメですよ。