ダイエット中の食事制限のリスク・デメリットは?危険か?
ダイエット中は食事制限をする人も多いと思います。
しかし食事制限は行っても危険ではないのでしょうか?
ダイエット中の食事制限のリスクやデメリットとは何なのでしょうか?
今回は理想的な食事についても併せて書いていきますね。
ダイエット中の食事制限のリスク・デメリット
ダイエット中は少しでも痩せたいと思うものですよね。
そのために食事制限をする人は多いでしょう。
しかし食事制限はやり方を間違えるとダイエットの効果が下がってしまったり、体に様々な悪影響が出てしまいます。
今から紹介する栄養素は特に不足させ過ぎないようにしましょう。
タンパク質
タンパク質が不足すると筋肉の量が減ります。
筋肉の量が減ると基礎代謝の量も減ります。
代謝はダイエットにおいて重要で、代謝の量が減ると運動をしても脂肪が燃焼しにくくなります。
つまりダイエット効果が下がってしまうんです。
それ以外にも抜け毛や貧血、下痢やむくみといった症状が出る場合もあります。
脂質
脂質の主に『エネルギーの貯蔵庫』の役割をします。
タンパク質と等質が1gで4calのエネルギーを生産するのに対し、脂質は1gで9calも生産します。
エネルギーが必要になると、
- 脂肪細胞がホルモンに働きかける
- エネルギーや熱として血液中に放出
- 筋肉によって消費される
という流れがあります。
また、脂質には脂溶性ビタミン(ビタミンA、ビタミンDなど)の吸収を助ける働きがあります。
脂溶性ビタミンが不足すると骨密度の低下や肌荒れの原因となってしまいます。
炭水化物
炭水化物は適切な量を減らすと、体内の血糖値の上昇が抑えられたり、体内に溜まった脂肪がエネルギーとして消費されやすくなります。
しかし過剰に減らしてしまうと以下のような問題が発生します。
- 脳が栄養不足となりボーっとしたり集中力が続かなくなる
- 肝臓に蓄えられた糖質が分解されて肝臓機能が低下する
- 体内のタンパク質が分解されて疲れやすくなる
- 血液が酸性に傾いて昏睡状態を引き起こす
過剰な食事制限をしてしまうと栄養不足に陥ります。
特にこれらの栄養素は不足しないように注意しましょう。
ダイエット中の理想的な食事
とはいえ、栄養素が不足しないようにしつつカロリーを抑えるのって意外と難しいんですよね。
まずは食事の基本から見ていきましょう。
- 1日3食、規則正しく食べる
- タンパク質、脂質、糖質(三大栄養素)をバランス良く食べる
- 自分の年齢、体重、活動量に見合ったカロリーを摂取する
これらはダイエット関係なく、健康的な食生活のためには重要です。
次にダイエット中に理想的な食事をとるためのポイントを紹介します。
- 消費カロリーよりも摂取カロリーを少なくする
- タンパク質を摂る際は『高タンパク低カロリー』を意識する
- 脂質は『一価不飽和脂肪酸』を多く含む食品から摂る
- 炭水化物はビタミンB1、B2と一緒に摂る
- 血糖値の上昇を抑えたいなら『GI値』の低い食品を選ぶ
- ビタミン類、特に『ビタミンB群』を意識して摂る
ダイエットを成功させたいのであれば、これらのポイントを意識して理想的な食事をとっていってくださいね。