産後ダイエットはいつまでに始めるべきか?
妊娠中はどうしても太りやすいです。
そのため産後にダイエットを始める方は多いでしょう。
そんな産後ダイエットはいつまでに始めるべきなのでしょうか?
今回は上記の内容について書いていきますね。
産後ダイエットはいつまでに始めるべき?
産後ダイエットは産後6ヶ月が勝負といわれています。
何故かというとポイントは以下の2つです。
骨盤の歪み
妊娠と出産により骨盤は大きく開いた状態になっています。
それに伴い骨盤底筋という筋肉も伸びてしまい、引き締まっていない状態になってしまっているのです。
この骨盤は産後4ヵ月くらいかけて元の位置に戻っていくのですが、この時にきちんと導かないと歪んでしまうおそれがあるんです。
骨盤が正常な位置に戻らないと、
- 内臓機能や代謝の低下
- ぽっこりお腹になる
といった状態になってしまいます。
妊娠中に脂肪が蓄えられる
妊娠中はお腹の中にいる赤ちゃんを冷えや衝撃から守る必要があります。
また、栄養を蓄えて絶えず栄養を送る必要もあります。
そのために脂肪が蓄えられるようになっているんです。
この脂肪は流動性脂肪といい、通常の脂肪に比べて水分量が多く落ちやすいです。
ただし半年を過ぎると流動性脂肪は落ちにくい通常の脂肪と同じものになってしまいます。
つまり落ちにくい脂肪になってしまうんです。
これらの理由から産後ダイエットは6ヶ月までに始めるべきなのです。
産後ダイエットの基本
産後ダイエットにおいて基本となるのは以下の3つです。
姿勢を見直す
姿勢の改善は産後ダイエットのカギで、産後太りの解消や体型戻しには必須です。
- 猫背(背中を丸めた姿勢)
- 仙骨座り(椅子に浅く座り背もたれに寄りかかって座っている姿勢)
- 横座り(いわゆるお姉さん座りと呼ばれる姿勢)
- 割り座(正座を崩した姿勢)
これらは骨盤を歪ませる座り方なのでやらないようにしましょう。
歪んだ骨盤を元に戻す
毎日の生活の中で骨盤を正常に戻すように心がけましょう。
上記の姿勢改善だけでなく骨盤矯正ベルトや骨盤体操、整体などが効果的です。
妊娠中に衰えた筋肉を元に戻す
妊娠や出産によって衰えやすい筋肉はいくつかあります。
特に腹筋は赤ちゃんの成長によりお腹が大きくなる事が影響して肉離れのような状態が起こります。
腹筋の弱さは姿勢に大きく影響し、腹筋が弱っていると妊娠時のようなお腹を突き出した姿勢になってしまいます。
この姿勢はぽっこりお腹の原因にもなりやすいです。
ただし、だからといって産後は上体を起こす“腹筋”はNGです。
一度専門家に相談しエクササイズなどで改善していきましょう。
これらの点に注意しておくと産後太りは改善できます。
育児の合間にこれらの点を意識しつつ生活してみてくださいね。